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2019年4月13日土曜日

【予告編】「スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)」



毎回楽しみ過ぎて予告編が心臓に悪い。。

監督はエピソード7のJ・J・エイブラムス。
エピソード8ではライアン・ジョンソン監督にスターウォーズシリーズの根幹を揺るがすような、レイの出自に関する伏線を張られ、カイロ・レンはご乱心で、
さてさて、どんなお話に仕上げるのか。。

んーー、楽しみ。






2019年4月11日木曜日

【予告編】『ジョーカー』ホアキン・フェニックスの怪演!ヒース・レジャー版越えなるか!!


監督・脚本はトッド・フィリップス。
「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の監督です。



ジョーカー役はホアキン・フェニックス。
個人的には『her/世界で一つだけの彼女』の演技が印象的。ちなみにこの作品のAIの声はアベンジャーズのブラックウィドウを演じたカーレット・ヨハンソン。


ジョーカーと言えば、『ダークナイト』のヒースレジャー版の怪演が印象的。今見てもその迫力にうっとりする。。コミック的なジャレッド・レト版も嫌いじゃない!
ホアキン・フェニックス版はどうなるだろうな~…楽しみ!









『アクアマン』で暗い作品が多いというイメージが払しょくされたDCエクステンデッド・ユニバース!勢いに乗ってほしい!

アメリカで2019年10月4日に公開予定、日本公開日は未定。





2019年4月7日日曜日

『VICE』アメリカを裏で操ったディック・チェイニーの動機とは??



(C)2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.



■一言感想
アダム・マッケイ監督のコメディー手腕を存分に生かした政治批判が楽しく面白いけど、、重い!

■好き度
★★★

ジョージブッシュの副大統領ディック・チェイニーの話。
時に冷徹であり、時に大胆。

予告編、レビューなんかを見ていると、ジョージ・W・ブッシュ大統領の影に隠れた影の支配者という印象が強くなりますが、どうもその行動原理が支配したい!という欲求とは少し違うように見える。

この映画ではチェイニーの趣味である"釣り"が一つのテーマになっています。釣った魚を見せびらかしたり、魚への愛情があるわけではありません。

"釣り"="上手くやること"

であり、それは政治、仕事に対する姿勢でも同じ。

チェイニーが酒浸りで電気工事をしていた若かりし頃、奥さんに対して"君を失望させたくない"と一念発起して地位を求めたモチベーションは、ジョージ・W・ブッシュを目の前にして、副大統領になることを決めた瞬間の気持ちとは異なるように思います。

副大統領の権利を大統領並みにするには…
石油利権を獲得するためには…
大統領を当選させるには…

結果そのものより、結果を得るための布石を打ち獲物を狩ることそのものを楽しむ男。国民、大統領の心理を操るそのあまりに大胆な手腕でイラク戦争を引き起こすに至ったディック・チェイニー話。でも、チェイニー本人に無許可で製作!


■コメディー演出が素晴らしいアダム・マッケイ監督

本作は『マネー・ショート 華麗なる大逆転』に似た構造で、史実を元にストーリーを展開するのですが、途中途中に観客に直接語りかけるいわゆる"第4の壁"を超える演出を用いて、話が鈍重になりそうなときにナレーターのメタ視点でコメディー要素を交えて楽しませてくれます。



本作でも悪趣味なジョーク、皮肉が随所に使われていますが、コメディー映画『Anchorman』シリーズ(俺たちニュースキャスター)の監督でもあり、こちらもシュールギャグ連発の笑える作品です。本作に出演しているスティーヴ・カレルの演技も見もの。



■アカデミー賞を受賞!クリスチャンベールのメイクアップ
『バットマン』のイメージ強い方もおおいかとおもいますが、太りっぷりがすごい。そして、体重の増減が半端じゃない。まとめてるサイトがあったので、引用すると以下の通り。(FRONTROW:より)

『マシニスト』(2004):29㎏減量 (58kig)
『バットマン ビギンズ』(2005):45㎏増量
『戦場からの脱出』(2006):30㎏減量
『ダークナイト』(2008):30㎏増量
『ザ・ファイター』(2010):14㎏減量
『アメリカン・ハッスル』(2014):20㎏増量



本作では18kgの増量、そして第91回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した特殊メイクがすごすぎる。ポスターの老年期のディック・チェイニーなんてもともとのクリスチャン・ベールの面影がほとんどない。別人!!

史実をできるだけ脚色せずに伝えた作品のように見えますが、見た人の心にどう映るか、エンドロール直前まで見て頂くと、監督の皮肉交じりなラストに唸るはず。

2019年4月2日火曜日

『V.I.P. 修羅の獣たち』 痛く、激しく正義を問う狂気の韓国ノワール映画

COPYRIGHT(C)2017 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

■一言感想
強烈なバイオレンス描写で正義を問うドライな韓国ノワール

■好き度
★★★


■概要
北朝鮮の工作員、韓国の警察、国家情報院、CIAがそれぞれの思惑を胸に、北朝鮮のVIPでありながら人を殺すことを何と思わない猟奇的な殺人鬼を追う話。

■感想
監督が『新しき世界』のパク・フンジョンということで、韓国ノワール映画特有の"暗く"、"痛く"、"激しい"ノワール映画。まさに期待通り作品!

オープニングから重苦しい空気に包まれ、誰が何を追っているのかわからない。ただ、悲しみと怒りを抱えた一人の韓国人の男が粛々と人殺しの仕事をこなそうとしているという事だけ伝わってくる。この張り詰めた緊張感が今後の展開を予感させます。。

が!


正直、このオープニングの出来事を後半には全然忘れていました。。


恐らく多くの人が、その後に起きる本編に引き込まれて、エピローグで突然オープニングに引き戻される感覚を味わうのではないでしょうか。観客を唸らせるラストにつながるこの構成力さすがです。


最初のレストランでアメリカ人と思われる男のステーキにたばこを押し付ける韓国人の男。。

ステーキにたばこ押し付けるなんてもったいない!!!この悪人め!!なんて思ったのですが、これが本編を最後まで見ると、この行動も納得。。

ストーリーの中心人物は人を殺すことを何と思わないサイコパスな北朝鮮の上層部の息子。このサイコパスを北朝鮮の諜報部、韓国の警察、保安、CIAがそれぞれの思惑を胸に追う話ですが、サイコパス野郎のキム・グァンイル役のイ・ジョンソクの顔の憎たらしいこと!!!最低クズの演技が素晴らしい!!

そして、韓国ノワールならでは猟奇殺人の現場の描写がかなり衝撃的で、痛い。。ただただ痛い。。。もうキム・グァンイル絶対裁かれろ。。

この殺人鬼を追いつめたと思いきや、手を出せない!だったらこうやる!という手を変え品を変え、敵が味方になり、味方が味方を呼び、徐々に殺人鬼を追い詰めていくという点ではいわゆる犯罪アクションとして引き込まれます。

そして、少し見方を変えると、北朝鮮のVIPかつ権力と金に守られた殺人鬼であり、いわゆる社会のルールでは裁くことのできない相手への制裁という点で、ある種のダークヒーローの誕生談のような解釈もできるところも面白い点だと思います。





■監督は韓国ノワール映画の巨匠 パク・フンジョン

『新しき世界』で監督としての地位を確立したパク・フンジョンは本作について"TSUTAYA"のインタビューで以下のように語られています。


-『新しき世界』が味付けのしてあるスパイスの効いたノワール映画であるとするなら、『V.I.P. 修羅の獣たち』はスパイスの入っていないドライなノワール映画だと言えます。『新しき世界』には男たちの友情と裏切り、対立や嫉みなど感情面を描いた面白さがありましたが、本作にはそのような関係性から生じる面白さはなく、 ひたすら事件の様相を描いています。-

犯罪組織に長年潜入していた警察官が組織の後継者争いに巻き込まれる『新しき世界』(2014)も骨太のクライムサスペンス。素晴らしい作品です。



最新作は『The Witch/魔女』(2018)
こちらはアクション映画色が強いようです。見たいなぁ。





■作品データ
原題 V.I.P.
製作年 2017年 (日本劇場公開:劇場公開日 2018年6月16日)
製作国 韓国
配給 クロックワークス
上映時間:128分
映倫区分:R15+

■スタッフ
監督:パク・フンジョン
脚本:パク・フンジョン

■キャスト
チャン・ドンゴンパク・ジェヒョク
キム・ミョンミン:チェ・イド
イ・ジョンソク:キム・グァンイル
パク・ヒスン:リ・デボム
ピーター・ストーメア:ポール・グレイ